発達障害の彼と別れました。私は定型です。別れたのが辛すぎて、彼に依存してたなぁと思って色々調べたところ、私たちはお互い恋愛依存で、共依存だったなぁと今頃気づきました。そして、共依存の原因はアダルトチルドレンであること、と書いてあるサイトがあり、元彼は完全にアダルトチルドレンなのですが、私は、普通の平和な家庭に育ち両親との関係も良かったし、私もアダルトチルドレンだったのか、、、と書いて腑に落ちない気持ちです。また、元彼は病院でAsdも少し混ざっているAdhdとの診断が出てますが、アダルトチルドレンの特徴と発達障害の特徴がすごくよく似ていて、どっちが先なのか混乱してます。発達障害は脳の障害なので完治はしないと思っていましたが、アダルトチルドレンであるなら家庭の問題が解決できれば治る可能性もあるのでしょうか。 もし治るのであれば、そのように彼に伝えてあげたいです。

1. サイト公式投稿　2018年9月19日 13:58

発達障害の彼と別れました。私は定型です。別れたのが辛すぎて、彼に依存してたなぁと思って色々調べたところ、私たちはお互い恋愛依存で、共依存だったなぁと今頃気づきました。そして、共依存の原因はアダルトチルドレンであること、と書いてあるサイトがあり、元彼は完全にアダルトチルドレンなのですが、私は、普通の平和な家庭に育ち両親との関係も良かったし、私もアダルトチルドレンだったのか、、、と書いて腑に落ちない気持ちです。また、元彼は病院でAsdも少し混ざっているAdhdとの診断が出てますが、アダルトチルドレンの特徴と発達障害の特徴がすごくよく似ていて、どっちが先なのか混乱してます。発達障害は脳の障害なので完治はしないと思っていましたが、アダルトチルドレンであるなら家庭の問題が解決できれば治る可能性もあるのでしょうか。 もし治るのであれば、そのように彼に伝えてあげたいです。

　自分をアダチルと疑ったことのあるものです。その後自分はアダチルではなくADDであったと診断され納得した者です。知見を共有いたしますので参考になれば幸いです。
　どういうことか説明します。つまり彼がADHD未診断であるころに、彼はADHDの衝動性や不注意さから、気づかないうちに親や家族に多大な迷惑をかけていたのでしょう。そして、彼の親御さんは、彼がなぜそのような問題行動をするのか原因がわからず、彼が真面目にしていないからだと思い彼を叱ったのでしょう。しかしそれは叱られて治る類のものではないので、また彼は親の予想と反し、彼なりに考えた結果問題行動を起こしていたわけで、彼の心は深く傷つくわけです。
　こうして、彼の心的現実として、親が、なんの理由もなく自分を叱ってきた＝八つ当たりしてきた＝虐待してきた、という構図ができあがります。出てくる症状は、アダルトチルドレンと呼ばれる人たちそれと、そっくりであることでしょう。
　これは、発達障害の症状としては、二次障害と呼ばれます。彼がこれを直すには、彼自身がADHDでASDであったことで、わざとかどうかはともかく周りに迷惑をかけていたことを認め、叱られるのはむしろ仕方のないことだったと受け入れる必要がありますね。
　また一般的に、発達障害者は人との距離が測り難く、人と心理的に距離を一気に詰めてしまい人間関係に失敗することが多いです。これは非言語情報を読み取れない（空気を読めない）ことに起因するものであって、治るものではありません。したがって、お付き合いをしてかつ共依存を避けるためには、基本的には定型であるあなたの方から距離を取る必要があると思われます。しかし、これは並大抵のことではなく、多くの発達障害者の家族たちは、心理的な距離を取りつつ（合理的な配慮をしつつ）適切な人間関係を維持することに苦労します。これが過ぎて心身の体調を崩していくことを、カサンドラ症候群と言います。
　「元彼は完全にアダルトチルドレンなのですが、…」とありますが、これは彼から聞いたこと、彼が家族を酷い人たちのように形容していたということではないでしょうか。あなたは彼の家族と直接会ってお話ししたことはありますでしょうか。彼の心的現実と、実際の彼の家庭を客観的に見た時の状況が違う可能性をぜひ考えてみていただければと思います。
　ちなみに、もしこの仮定に彼が当てはまっていたとして、かつあなたが彼の自力でその二次障害をなんとかしようとする場合のことをお話しますと、あなたは彼の心的現実を否定してはいけません。彼が苦しかったという彼の中の事実を承認しつつ、それ相応の迷惑をかけていたという事実に少しずつ気づかせていく必要があります。かつ、それを心的距離を一定に保ちながら行う必要があります。とここまで書いてわかるようにこれはとても難しく、カウンセラーなど専門の方でないと無理だと思います。彼にカウンセリングにいくよう、促してみてはいかがでしょうか。
　とまあ暇だったのもあり、ずいぶん前の投稿に対してここまで書いてしまいました。なんにせよ頑張ってくださいね。無理はなさらぬよう。
　

2. サイト公式投稿　2019年3月1日 15:26

　自分をアダチルと疑ったことのあるものです。その後自分はアダチルではなくADDであったと診断され納得した者です。知見を共有いたしますので参考になれば幸いです。
　どういうことか説明します。つまり彼がADHD未診断であるころに、彼はADHDの衝動性や不注意さから、気づかないうちに親や家族に多大な迷惑をかけていたのでしょう。そして、彼の親御さんは、彼がなぜそのような問題行動をするのか原因がわからず、彼が真面目にしていないからだと思い彼を叱ったのでしょう。しかしそれは叱られて治る類のものではないので、また彼は親の予想と反し、彼なりに考えた結果問題行動を起こしていたわけで、彼の心は深く傷つくわけです。
　こうして、彼の心的現実として、親が、なんの理由もなく自分を叱ってきた＝八つ当たりしてきた＝虐待してきた、という構図ができあがります。出てくる症状は、アダルトチルドレンと呼ばれる人たちそれと、そっくりであることでしょう。
　これは、発達障害の症状としては、二次障害と呼ばれます。彼がこれを直すには、彼自身がADHDでASDであったことで、わざとかどうかはともかく周りに迷惑をかけていたことを認め、叱られるのはむしろ仕方のないことだったと受け入れる必要がありますね。
　また一般的に、発達障害者は人との距離が測り難く、人と心理的に距離を一気に詰めてしまい人間関係に失敗することが多いです。これは非言語情報を読み取れない（空気を読めない）ことに起因するものであって、治るものではありません。したがって、お付き合いをしてかつ共依存を避けるためには、基本的には定型であるあなたの方から距離を取る必要があると思われます。しかし、これは並大抵のことではなく、多くの発達障害者の家族たちは、心理的な距離を取りつつ（合理的な配慮をしつつ）適切な人間関係を維持することに苦労します。これが過ぎて心身の体調を崩していくことを、カサンドラ症候群と言います。
　「元彼は完全にアダルトチルドレンなのですが、…」とありますが、これは彼から聞いたこと、彼が家族を酷い人たちのように形容していたということではないでしょうか。あなたは彼の家族と直接会ってお話ししたことはありますでしょうか。彼の心的現実と、実際の彼の家庭を客観的に見た時の状況が違う可能性をぜひ考えてみていただければと思います。
　ちなみに、もしこの仮定に彼が当てはまっていたとして、かつあなたが彼の自力でその二次障害をなんとかしようとする場合のことをお話しますと、あなたは彼の心的現実を否定してはいけません。彼が苦しかったという彼の中の事実を承認しつつ、それ相応の迷惑をかけていたという事実に少しずつ気づかせていく必要があります。かつ、それを心的距離を一定に保ちながら行う必要があります。とここまで書いてわかるようにこれはとても難しく、カウンセラーなど専門の方でないと無理だと思います。彼にカウンセリングにいくよう、促してみてはいかがでしょうか。
　とまあ暇だったのもあり、ずいぶん前の投稿に対してここまで書いてしまいました。なんにせよ頑張ってくださいね。無理はなさらぬよう。